2015年7月1日、宮城県仙台市に『仙台うみの杜水族館』がオープンし、連日大にぎわいだと話題になっていますね。
わたしももちろん家族で楽しんできましたが、何しろ混雑具合がひどすぎて、魚を見るというよりも人間を見に行ったような感じになってしまい、とても後味が悪かったのが残念でした。
そんな大混雑の『仙台うみの杜水族館』の陰にひっそりと隠れるようにしてオープンしたのが、『アクアテラス錦ヶ丘』。
『仙台うみの杜水族館』がオープンした約2週間後の7月18日に、『錦ヶ丘ヒルサイドモール』内に誕生した“水と光のテーマパーク”です。
2015年5月10日に、『マリンピア松島水族館』が88年の歴史に幕を下ろしてから、わずか2ヶ月の間に仙台市に2つも水族館がオープンしたということになりますね。
『仙台うみの杜水族館』が『マリンピア松島水族館』の生き物たちを譲り受けたという話は有名ですが、『アクアテラス錦ヶ丘』に関する話題が今ひとつ盛り上がっていない・・・ということで、今回、“水と光のテーマパーク”とは一体どんな水族館なのか、取材に行ってきました!
『アクアテラス錦ヶ丘』はどんな水族館?
『アクアテラス錦ヶ丘』は、“水と光のテーマパーク”というキャッチコピーがついた、仙台市2つ目の水族館。
『錦ヶ丘ヒルサイドモール』内にあるこじんまりとした水族館で、その幻想的な雰囲気とアートな空間は、子どもだけでなく、大人たちも楽しめる不思議な空間になっています。
『仙台うみの杜水族館』などの一般的な水族館とは違って、小さな子どもでも飽きずにまわれる大きさのアクアリウムになっているので、「疲れた~」、「抱っこ~」など、親が苦しむ状況になりにくいのがうれしいですね。
むしろ、ライトダウンされたほの暗いスペースを歩くのが楽しくて、子どもたちはどんどん先へ先へと進んで行ったぐらいです。
年が明けたばかりの年始休み中に出かけたので、混雑状況が心配でしたが、全くの取り越し苦労でしたね。
↓門松までライトアップされています。
↓建物内に入ると、奥にお土産売り場が。
さまざまな生き物をモチーフにした雑貨や小物、お菓子などが販売されています。
(営業時間:平日10:00~18:00/土日祝10:00~20:00)
↓『アクアテラス錦ヶ丘』は建物の2階にあるので、奥の階段を上って2階へ。
もちろん、そばにはエレベーターもあるので、車いすの方でも安心です。
↓階段を上がるといきなり目に飛び込んでくるのがこちらの水槽。
↓色とりどりの魚たちが泳ぎ回っていて、本当に美しい光景です。
アクアテラス錦ヶ丘の営業時間や料金は?
↓入場チケットはこんな発券機で購入します。
3台あるので混雑時もスムーズに入館できそうですね。
(営業時間:10:00~21:30※火曜のみ10:00~19:00)
↓チケットは当日限り有効なので、モールでショッピングを楽しんだ後に再入場することも可能。
- 大人(高校生以上)・・・800円
- 子ども(小学生以上)・・・500円
- 幼児(6歳未満)・シニア(70歳以上)・障がい者手帳をお持ちの方・・・無料
- 団体(10名様以上)・・・400円
※大人3,000円、子ども2,000円で年間パスポートもあります。
アクアテラス錦ヶ丘で楽しめる生き物は?
↓エントランスで登場するのは、生き物たちが生息する水辺をイメージしたタッチプール。
↓親子らしいカブトガニが仲良くつながって、ヤドカリを追い詰めていました。
※タッチプールで生き物に触るときは、奥の手洗い場で手をキレイに洗ってからにしましょうね。
さて、アクアリウムの館内は、大きく分けて
- 爬虫類ゾーン
- ジャングルゾーン
- ファンタジーゾーン
の3つのゾーンに仕切られています。
↓ゾーンに入ってすぐ、神秘的なジャングルを思わせる大水槽が。
右手には、ヤモリやヘビ、カメレオンなど、爬虫類が展示されているコーナーがあります。
爬虫類が苦手な人は、手前のルートを通ることもできますよ。
今回、わたしは手前のルートを通り忘れてしまいました・・・
↓以下、爬虫類たちです。
見るのが嫌な人はダッシュで通り過ぎましょう。
爬虫類たちのジロリ顔が結構好きだったりします。
↓ピンクの水槽がとってもキュートでした。
見ているだけで女性ホルモンがアップしそう。
↓このように美しく飾られた水槽が館内にバランスよく配置されています。
↓こちらはまるで魚たちのマンションのよう。
近くで見ても離れて見ても、芸術的な美しさです。
↓“水と光のテーマパーク”というだけあって、美しい照明も魅力のファンタジーゾーンです。
↓額縁で囲まれた水槽は全部で5つ。
このような展示方法は全国的にも珍しく、SNSで写真をアップする人が多い人気撮影スポットになっています。
↓ウーパールーパーもいました。
つるんとした姿が可愛いです。
↓ドームを囲んだ池には、鯉たちが泳いでいて和風な雰囲気。
「錦ヶ丘」にちなんで「錦鯉」なんだそう。
ピンクの光がちょっと妖しげでロマンチック・・・
正面には、カフェレストラン『Forward(フォワード)』が併設されていて、美しい水槽を眺めながらフレンチ・イタリアンを楽しむことができます。
(営業時間:11:00~21:30/ラストオーダー21:00※火曜のみ11:00~16:00/ラストオーダー15:00)
↓これって、人面魚じゃないですよね?
↓扉で仕切られたスペースに色鮮やかな水槽が並びます。
↓タツノオトシゴって本当に不思議な体つきをしていますよね。
アクアテラス錦ヶ丘ではこんな思い出作りも
一通り観終った後は、好きな海の生き物の絵を自由に描いて、大きな海のスクリーンで泳がせることができる、楽しい体験型アトラクションにチャレンジ。
↓上が長男、下が次男(わたしもお手伝い)の作品です。
↓こんなふうに大きなスクリーンに映し出されて、自由に泳ぎ回る様子を見ることができます。
↓スクリーンに映し終えた作品は、切り取ってこちらに飾ることができます。
もちろん、そのまま記念として持ち帰ってもOK。
↓ちょうど触れ合いタイムが始まって、カメレオンをはじめ、モモンガやパンケーキガメ、メンフクロウと触れ合うことができました。
↓こちらのメンフクロウは、ジャングルゾーンに住んでいるようです。
『アクアテラス錦ケ丘』のマスコットキャラクター的存在?
↓触れ合いコーナーを過ぎると、フードコートが。
↓メニューはこんな感じです。
軽食はお持ち帰りもできるみたいですね。
『アクアテラス錦ヶ丘』体験取材まとめ
さて、以上が『アクアテラス錦ヶ丘』の体験取材でした。
写真をご覧いただければ分かるように、『仙台うみの杜水族館』の混雑とは打って変わってゆったりと生き物たちを観察してまわることができます。
『仙台うみの杜水族館』の混雑が心配な場合は、『アクアテラス錦ヶ丘』でショッピングを楽しみながらのプチ水族館体験をおすすめします。
ファミリーはもちろん、カップルのデートコースとして穴場になりそうな匂いがプンプンしていましたよ。