山形市で桜が楽しめるお花見スポットと言えばやっぱり霞城公園!
つい先日、霞城公園の桜が満開になったという知らせを受けてから、どうしても1歳を迎えたばかりの息子を連れて行きたくて、今にも雨が降り出しそうな曇り空にもかかわらず霞城公園に行ってみることにしました。
霞城公園にはどのくらい桜があるの?
霞城公園は山形城址二の丸のお堀と石垣が特徴の史跡公園。
霞城公園はその周りをお堀に囲まれていて、石垣の上にある遊歩道にはたくさんの桜が植えられています。
霞城公園全体の桜の本数は約1,500本と言われていて、満開時にはとても見事な景観になります。
まさに桜の名所となるべくしてなったような公園ですね。
霞城公園の桜を楽しむには2つのコースがある
霞城公園には石垣に植えられた桜を楽しむお堀コースと敷地内に植えられた桜を楽しむ舗装コースの2つがあります。
図の赤いルートがお堀コースで、青いルートが舗装コースになります。
霞城公園の桜の見どころは、何と言ってもお堀の周囲に沿って植えられた桜並木。
とくに霞城公園の外側から見ると、お堀に枝垂れるようにして咲く桜が水面に映り込んでとってもキレイなんですよね。
霞城公園のすぐ脇には奥羽本線が隣接していて、電車から見る景観は素晴らしいの一言。
桜が見頃になる時期には、電車も速度を落として通過してくれるという粋な気遣いもあります。
お堀コースと舗装コース、おすすめはどっち?
桜を楽しむという点ではどちらも十分楽しめるでしょうが、やっぱりメインの桜並木の下を通ることができるお堀コースがおすすめですね。
樹齢が高い巨木もありますし、桜を間近に感じられるのが魅力です。
ですが、そんなお堀コースにも欠点というか石垣の上を歩く故のデメリットがあって・・・
お堀コースに行くには石垣の上まで坂道を登らなければならない
この坂道、一応階段状になってはいますが、ほとんど獣道状態なので、足腰の弱い高齢者の方や足元がおぼつかない乳幼児などにはお堀コースに行くまでの道が厳しかったりします。
お堀コースは舗装されていないので歩きにくい
頑張って上れたとしてもお堀コースはあぜ道のような感じになっているので、結構歩きづらいんですよね。
それに一歩踏み外せばお堀に真っ逆さまに落ちてしまいそうな危険な場所もあるので、万人に安全なコースとは言えません。
そこで老若男女問わずおすすめなコースが舗装コース。
車通りはありますが、花壇で仕切られた歩道があるので安心です。
舗装コースの脇では空いたスペースにレジャーシートを広げてお花見を楽しむ人がいたり、桜のスケッチを楽しむ人も。
出店などがあるのも舗装コースですね。
お堀コースのように狭い道で人とすれ違ったり道を譲り合ったりなどがなく、思い思いに立ち止まったりできるので、のんびり進みたい人には舗装コースがおすすめですね。
我が家の場合も小さい子どもと一緒だったので、迷わず舗装コースを選んで散歩がてらお花見を楽しんできました。
子どもがもう少し大きくなったらお堀コースにもチャレンジしてみたいと思います。