街中が色とりどりのイルミネーションでにぎやかになってきた今日この頃。
なんだか無性に満天の星空が見たくなり、宮城県仙台市青葉区錦ヶ丘にある仙台市天文台のプラネタリウムに行ってきました。
仙台市天文台にはこれまで何度も足を運ぼうとしたのですが、子どもがまだ小さいうちはプラネタリウムで大人しくしていられないだろうと思い、ずっと先延ばしにしていたんですね。
ですが、次男も来年からようやく幼稚園ということで、話をしっかり理解できる程度になってきたので、いちかばちか思い切って出かけてみることにしました。
仙台市天文台ってどんなところ?
プラネタリウムというとまんまるの球体をイメージする人も多いかと思いますが、仙台市天文台のプラネタリウムはこのような特徴的な形をしています。
近未来的な建物という感じでとても雰囲気のある外観をしているので、入る前からテンションが上がってしまいます。
仙台市天文台に入ってすぐ、目に飛び込んでくるのがこちら、“旧天文台のプラネタリウム”。
こちらは“プラネタリウム投影機”といって、プラネタリウムで最も重要なマシーンです。
1986年から2007年までの間、西公園の天文台で活躍していたんだそう。
そしてこちらが“旧天文台の望遠鏡”。
大きさも存在感も家庭用の望遠鏡とはスケールが違います。
望遠鏡の奥に見えるのは、プラネットカフェと呼ばれる休憩スペース。
惑星をモチーフにしたテーブルが特徴的な休憩所になります。
仙台市天文台には食事処なるものが全くありませんが、持ち込んだ飲食物などをこちらの休憩スペースで食べることができます。
プラネットカフェの手前にあるのはミュージアムショップと呼ばれるお土産屋さん。
宇宙・天文に関するグッズが充実しているので、一通り見て回るだけでもワクワクするお店です。
仙台市天文台限定の“ずんだもち宇宙食”や口コミで「美しすぎる」と話題になっている“アースキャンディ”などの仙台市天文台オリジナルグッズも購入できるので、
ちょっとしたお土産にもぴったりですね。
【新商品情報】仙台市天文台のミュージアムショップにて、本日から宇宙食“ずんだもち”が販売されました!お値段税込680円。ずんだの風味がガツンとくる本格的なずんだもちです◎仙台のお土産にもぜひ~☆ pic.twitter.com/855qERtZ9f
— 仙台市天文台広報担当 (@SAO1300) 2016年7月31日
【アースキャンディ情報】お問合せが多いので基本情報をまとめました。品名/アースキャンディ、味/イチゴ風味、価格/200円(税込)、大きさ/アメ部分直径3.5cm、販売/仙台市天文台ショップ(9:00-17:00、土曜のみ-21:30) pic.twitter.com/cXkFKmazDm
— 仙台市天文台広報担当 (@SAO1300) 2015年8月20日
ミュージアムショップの右側には、展示室とプラネタリウムの受付があります。
展示室のみ、プラネタリウムのみ、展示室+プラネタリウムのセットという3パターンから観覧のタイプを選ぶことができます。
おすすめはやっぱり展示室+プラネタリウムのセット。
セット割引でお得に観覧できるのはもちろんですが、見て触って学べる展示室は宇宙や科学に興味を持ってほしい子どもを持つ家族連れには外せません。
プラネタリウムの待ち時間はどう過ごす?
受付の奥が展示室、そしてプラネタリウムの入り口があります。
プラネタリウムの投影時間はそれぞれ決まっていて、10分前から入場可能になります。
それまでは受付の奥、左側から展示室に入り、天体について体験学習をしながら待つのがおすすめです。
展示室の中には自由に遊べるおもちゃが備え付けてあるキッズルームも用意されているので、子どもがぐずったりしたときの気分転換にも。
出典:http://torihaha.blog43.fc2.com/blog-entry-111.html
展示室は17時までの観覧になり、17時40分からの番組まで時間があきますが、その間、専門の先生が宇宙についての講話を行ってくれるので、静かに聞きながら待ちましょう。
仙台市天文台のプラネタリウム、おすすめのプログラム番組は?
仙台市天文台のプラネタリウム番組は常時4番組ほどあります。
- 星空の時間(45分程度)
- こどもの時間(45分程度)
- 天文の時間(45分程度)
- 音楽の時間(45分程度)
これらの番組に加えて、季節ごとにスペシャルなプログラムが追加されているようです。
それぞれのプラネタリウム番組の特徴を簡単にまとめておきますね。
星空の時間
仙台市天文台で毎日投影が行われているプラネタリウム番組です。
『今夜の星空散歩』と題して、担当者が今夜見ることができる星空について生解説を行ってくれます。
星の都とも呼ばれる仙台の夜空の楽しみ方を学びたい人におすすめです。
天文の時間
土日祝日や学校が長期休業になる期間に投影が行われているプラネタリウム番組です。
美しいグラフィックで描かれた星や星雲は迫力満点。
謎の多い宇宙の「なぜ?」に天文学の観点から迫ります。
天文解説が多いので、迫力あるプラネタリウム投影+知識欲を満たしたい人におすすめです。
こどもの時間
天文の時間と同じく、土日祝日や学校が長期休業になる期間に投影が行われているプラネタリウム番組です。
仙台市天文台のキャラクター、プラネくんと一緒にストーリー性のあるプラネタリウムを楽しむことができます。
子ども向けに工夫されたプラネタリウム番組なので、プラネタリウムが初めてのお子さんや暗いところが苦手なお子さんでも安心して観ることができます。
宇宙についてのクイズなどを親子で楽しめる番組もあります。
音楽の時間
毎週土曜日に投影が行われているプラネタリウム番組です。
シーズンやイベントに合わせた音楽と共に構成されているプラネタリウム番組で、満天の星の下で音楽に癒される至福の時間を過ごすことができます。
リラックスしたい人やロマンチックなひとときを過ごしたいカップルにおすすめです。
仙台市天文台のプラネタリウムはどの時間に行くのがベスト?
仙台市天文台は通常17時に閉館しますが、土曜日だけは21時30分までナイトプラネタリウムを楽しむことができます。
そのほか、天体観望会(有料)も開催されるので、仙台市天文台には土曜日の夜に行くのがおすすめです。